活動記録4月

 あっという間に月日が流れ、4月も後半にさしかかりました。写真は敷地内にとっても大きな美しい桜の木がある企業様にお伺いした際に桜の木の下に駐車し、車の中から撮った桜の写真です。下から見上げる桜はとても綺麗でしたが、桜と言う花は不安や期待の入り混じった複雑な記憶を呼び起こすものでもあります。

 先月から今月にかけては支援者として様々な出来事を経験しました。効率的に業務を進めようとするあまり、カウンセラーとしての基本姿勢である「傾聴」を忘れがちになっていたと反省するようなこともありました。「失敗」の定義はわかりませんが自分の中では「失敗」、つまりクライエント様にとって今後の不利益につながるような関わりをしたのではないかと思うこともありました。

 支援業務に関わる上で、クライエント様との間で短期的な「目的」や「目標」を決めることは多いですし、今何が出来るか、するべきか、したいか、を考える上ではやはり重要だと思っています。私はその目的達成の為に伴走させて頂きます。その際に心掛ける事として、『ただ一緒に走る』という作業・行為をするだけではなく、また『目的だけを一点に見つめる』だけでもなく、目的のもうちょっと先、もしくはクライエント様のぴったり横を走るのではなくイメージではタケコプターをつけて上の方からクライエント様の周辺や先の方全体を見渡しているようなそんなイメージで伴走するようにしています。クライエント様がたとえちょっと道を逸れようが、遠回りをしようが、その方の人生そのものを応援するような、そんな視点での支援を心掛けるようにしています。

 目的だけを一点に見つめてそこだけに猛進するのももちろん有りです。ただ、その先にもしくはすぐ傍にリスクが転がっていても見ないふりをして、または支援者がそれに気付いていながらスルーしてただぴったり横でただ笑顔で一緒に走るのは不誠実だと思っています。闇雲に支援者が困難な道のりを作り上げるわけでもなく設定するというわけではもちろんありません。日々クライエント様に向き合い、お話しを伺い、状況を把握し、対策を話し合い、体調のコントロールを一緒に考え、その上で支援者として何が出来るか、するべきかタイミングを考え続けていると、どうしても今すぐ横にある、もしくは先にあると予測できるリスクに一緒に向き合う覚悟をする時が出てくると思うのです。支援者が覚悟なんて思い上がりも甚だしいのかもしれません。クライエント様の人生はその方の自己責任で歩んで行かれるものであって、支援者は所詮・たかが伴走者ですから。しかし、やはり私達はその方の人生の1ページに関わらせてもらっていることには間違いありません。そのたった1ページか半ページか、それ以下かもしれません、そこに100%向き合って関わっていくのが支援者の役割でありクライエント様に対しての誠実な支援であると考えています。チーム・アプローチをする上ではその100%感が細かい、ともすれば小うるさいと捉えられるかもしれません。しかし私は自分の中のアラームが鳴る以上は妥協することなくチームにもクライエント様にもアサーティブに向き合い、会話をしていくことを諦めません。

今後も謙虚な姿勢で学ぶ心を常に持ち、率先して自己を振り返り、広く多角的な視野を持てるよう世の中の動きにも十分注意を払い、ユーモアや笑顔も忘れることなく、支援業務にあたっていきたいと考えています。